お金を生まないことには、お金を使わない

ビジネス書、稼ぐ力50のルール

お金を生まないことには、お金を使わない

私は中小零細企業のことはあまり見ていないのでわからないですが、実際にお店特に飲食店なんかを見ているとよくわかりますね。飲食店は雰囲気作りなどこれは特に重要な要素になるので、内装とか看板とかそういうものにかなりお金を注ぎ込みます。正直、雰囲気で料理の満足度がかなり上がることは否めません。

しかし一番重要なのは料理です。美味しくて食べた人に満足してもらって『美味しい』と言ってもらえるかどうか、ここがポイントです。美味しいからまた食べに行こう、というリピーターが増えてこそ飲食店が安定して営業できる根底ですが、料理がそれほど美味しくなく、まずくなくても平凡だったらそのお店に行く理由は少なくなってしまいます。

内装が良い、店主の人柄が良い、という部分でリピーターをつけられるのは飲み屋くらいでしょうか。

稼ぐ力50のルール 30ページ

何が重要かというと、最初からお金をかけて見栄えや体裁を整えるようなお金の使い方はヤバいですよ、というのがこのページの内容でした。
お金を稼いでからそういう部分にお金を使ったほうが懸命だということです。こんなのは小学生でもわかることですが、実際に商売を始めるとどうしても取引先になる相手のことを考えたりして、みてくれを良くしてしまう場合があります。

本書ではやはり事務所関連の費用などにお金をかけ過ぎるべきではないし、最近だと事務所の内装にこだわったり、もしくは宣伝広告などをハデハデしく行ったりというようなお金の使い方でしょう。確実に利益が出るくらいの宣伝効果があれば良いのでしょうが、そうではないお金の使い方は無理がたたってしまうよ、ということですね。

そもそも一時期話題になったとしても、商売というのは継続性がとても大事です。先ほどのリピーター獲得のための飲食店の話もそうですね。毎回広告を打ち続けて一見さんが来るのはいいですが、また来てくれることはほとんどない、そんなんじゃいつまでたってもずっと広告費用が継続的に出て行くだけで、売上自体はずっと横ばいになってしまいます。麻薬と同じですね。広告を打てば客が来る、と勘違いしてそのまま借金を抱えたまま店を閉じた飲食店を何度も見てきました。

ポイントはお金をかけずにお金を稼ぐことです。だから稼ぐ仕組みができあがっていない現状ならまずはお金を稼げる仕組みを一気によそ見をせずに作り上げてしまうことです。とにかくお客様に信頼してもらう、関係性を強くしておく、商品を開発するなどです。とにかくここで稼ぐ、と決めたことを完成させてしまうわけですね。そこで利益がでなければ、もし無駄な部分にお金を使っていた場合、利益回収できないどころの問題ではなくなってしまいます。