廊下の端を歩く本当の理由

ビジネス書、エグゼクティブ秘書の「気配り」メモ

廊下の端を歩く本当の理由

「廊下の真ん中はお客様のもの」と教わってきたという佐藤直子氏ですが、実際にそう考えるのもよいでしょう。ただ旅館やレストランなどでは意味はわかりますが、社内でそのように考えている人はそう多くないはずです。外部の方がよく訪れるような建物であれば別ですがなかなかそういう意識を持っているようには思えません。

ですが、この考え方の根本がお客様第一というような考え方とは少し違いました。

エグゼクティブ秘書の「気配り」メモ 86ページ

お客様が見えた時に、廊下をの真ん中を歩いていて、すぐに端によって挨拶をする。これははっと気づいての行動ですが、ここで大切なのは人が見ているからやる、みていないからやらない、というような二面性を見せてしまうのです。

たしかにそう考えると、車内のルールである廊下の端を歩くというのは、誰も歩いていなくても自然とできているべきだし、そのような車内の考え方を一貫して意識していることが大切なのだと思いました。相手に見られた時、人前ではいい顔をしているけど、実は裏の顔があるんだ、と思われる人は意外と多いです。

他社様の社屋内の話はわかりませんが、特に大勢のお客様を相手にするような飲食店はこの傾向が強いですね。営業マンに対しては冷たくあしらって態度が大きい飲食店店員も、お客様には態度がまるで違う。こんなお店に行きたいと思いますか?少なくとも私は行きません。だって店の裏で客のことを何と言っているかわかりませんし、料理の質や皿の清潔さなど私たちが食べるホールから見えない部分は全て適当にやっている可能性がありますよね。

二面性を持つことが命取りになってしまうことは誰もが知っていながらなかなか実践できないと思います。こういうことは常日頃から自分を俯瞰して見つめることが大切です。特に自分を毎日見つめなおすことは大変だと思うので、何か嫌なことがあった時はそれをきっかけに見つめ直せばよいのです。