補聴器のしくみと補聴器をつけるメリット

補聴器の解説とお薦め補聴器のタイプ

補聴器のしくみと補聴器をつけるメリット

補聴器はもともとの難聴や、老化による聞こえにくさを補助するための機械で昔からあるので知っている方も多いはずです。しかし補聴器なんてつけたくない、という方が多いことも事実です。

そこで補聴器は便利でつけることで生活の質が非常高まることを知ってもらい、家族みんながたのしく生活できるよう補聴器とは一体どんなものなのか、補聴器をつけると今まで聞こえなかった頃とどう違うのかを解説します。

補聴器のしくみ

補聴器が聞こえにくい音や声を耳に伝える構造

  1. マイクで音や声を拾う
  2. アンプで音や声を増幅させる
  3. スピーカーで音や声を出す

という流れを耳に付けられるほどの小型化で実現しています。

さらに補聴器の場合はただのスピーカーシステムとは違い、聞こえにくい耳に対して聞きやすい音に変換しているところが特徴的です。

特に雑音を低減し、聞くべき音を聞きやすいようにするのは補聴器の技術レベルの高さを感じます。高価な補聴器の場合は、その人の耳の聞こえにくい部分の音だけを増幅して、聞こえている音域は増幅しないようにするなど、オーダーメイドで補聴器を設定します。

デジタル補聴器が主流に

最近はアナログからデジタル方式の補聴器が主流となっています。デジタルになったことで、飛躍的な機能向上となり、補聴器の細やかな調整が可能となました。

さらにデジタルになると穂地容器内部のチップがとても小さくて済むので、小指程度の大きさの補聴器も珍しくありません。補聴器の大きさの詳細は、「補聴器の種類と形状」をご覧ください。

補聴器の種類と形状

補聴器にはさまざまな形があります。それぞれ使いやすい形、目立ちにくい形をラインナップしています。

耳の穴にすっぽりと入るタイプ

一番小型化しているタイプの補聴器です。
大きくわけて2種類あり、超小型(CICタイプ)と、小型(カナルタイプ)のものがあります。

超小型(CICタイプ)

超小型(CICタイプ)の場合は最も目立ちにくいですが、その分機能を搭載しきれないこともあり、軽度~中度の難聴の方用となっています。
とにかく耳の穴にすっぽり入り、本当に目立ちにくくなります。パッと見は補聴器がついているのかさえわからないほどです。初めて超小型(CICタイプ)を見る方はどなたもその小ささ、目立ちにくさに驚きます。

小型(カナルタイプ)

小型のカナルタイプも耳に入ります。CICよりも少し大きいですが、パワータイプのものも展開していて、高い難聴の方にも対応することが可能です。超小型CICタイプよりも大きくなるため、機能充実が図れています。
多くの方がこの小型タイプの補聴器を使っているようです。

耳にかけるタイプ

サイズは耳に入れるタイプのものよりも大きくなってしまいますが、パワータイプ、ハイパワータイプが選べるので、重度の難聴の方にも対応することが可能です。また、マイクとスピーカー部分が離れているため、大きな音で聞くときもピーピー鳴るハウリングが起きにくくなっています。さらに電池寿命が長い上に電池交換も簡単なので扱いやすいことも特徴です。

最近では耳かけ型の小型化が進んでいます。さらに見た目もお洒落なタイプが出ていることやり、補聴器の認知度も高まっていることから、機能性重視の耳かけタイプの補聴器をつける人が増えています。

補聴器をつけるメリット

家庭での会話、生活がさらに楽しくなります

難聴であるために会話が中断してしまったり、テレビを必要以上に大きくしてしまったり、声が大きくなってしまったり・・・。
補聴器をつけると今まで聞こえにくかった声や音がクリアに耳に届きます。
家族との会話や日常生活が今まで以上に楽しくにぎやかになるでしょう。

老後もはつらつと過ごすことができます

難聴になると外に出て誰かと話すことが億劫になってくることがあります。
耳が遠くなったというだけで外出先での会話のやりとりもスムーズにいかなくなり、引き篭もりがちになってしまう人も。

補聴器をつければ会話がスムーズにでき、社交性を保ったまま仲間との集まりにも参加できます。
最近では補聴器の小型化が進み、一瞬ではつけているのかわからないくらいのものまであります。
外出していろいろな刺激を受けたり、自分から話して行動することによって脳もより刺激されます。

何よりも『耳が遠いから・・・』と思わなくなり、自信が持てるようになります。