膵臓癌

膵臓癌の症状や治療、再発について

膵臓癌

膵臓癌はすい臓に出来る癌で、早期発見が難しいことから治療が手遅れになってしまう事が多い病気です。毎年の健康診断や人間ドックで発見されない場合もあることから、ある程度の年齢からはできるだけ定期的に診断に行ったほうがよいとされます。

膵臓癌の症状

膵臓癌は初期段階ではまったく症状がありません。その為、かなり進行した状態でないと異変に気づかないため病院に行く事すらないでしょう。ここで発見されたときには手遅れという場合もあり、これが膵臓癌の生存率が極端に低い理由です。

膵臓癌が進行すると腹痛や黄疸、腰痛、背部痛、体重減少などの症状が見られます。ただしすい臓のどの部分に癌ができているからによって症状やその出やすさが異なります。
一概にこれが膵臓癌の痛みであると素人では判断できないと考えましょう。

ただし膵臓癌の多くに見られる、胆汁の流れが悪くなるために黄疸が増えることがあります。黄疸によって白目や手足などが黄色くなったりする場合があります。また尿の色が濃くなったり、便が白くなるようです。

膵臓癌の検査・発見の方法

膵臓癌だけでなく、一般的に消化器の検査では超音波検査や内視鏡・胃のレントゲン検査などが行われます。膵臓癌の場合超音波検査によって異常があれば次の検査を受けることになります。

膵臓癌の原因

膵臓癌の根本原因はあまりよくわかっていないのが現状です。これが危険あであるということもいくつか上がっていますが、明確にはなっていません。
年齢は40代~70代にかけて発症しているようです。そのほか、肥満や喫煙、飲酒、糖尿、などが指摘されていますが、確定されたわけではなく、あくまで危険因子とされているにとどまっています。

日本では毎年膵臓癌が増えています。欧米化した食事や運動不足に寄る体調変化などが指摘されています。

膵臓癌の段階・ステージ

ステージ1

膵臓癌の大きさが2cm以下で膵臓の内部のみでリンパ節転移していない状態

ステージ2

癌がすい臓周辺に及ぶものの重要な血管には及ばずリンパ節転移がない、もしくは第一節に留まっている状態。

ステージ3

癌がすい臓周辺の収容な血管に及ぶもののほかの部位に転移がない状態・

ステージ4

すい臓とは離れたところに転移が見られる状態。

膵臓癌の治療方法

手術による治療法

膵臓癌が発見されたときにはかなり進行している場合が多く、手術による摘出が行われます。
一番重いステージ4の場合は高度専門医療機関での手術が望ましいです。

放射線治療

放射線を照射し、がん細胞を破壊させる方法です。他の部分に転移していない状態であり、さらに手術で切除が難しい場合に用いられるようです。

免疫療法

免疫機能を高めてがんの進行を抑える治療法です。薬による副作用が比較的少ないのが特徴です。まだ検証データが少ないのが難点です。

膵臓癌の生存率

膵臓癌はリンパ節転移が早いため、切除をしても再発が7割と多くみられます。5年の生存率としては部位別の癌で最下位の5%となっています。
このように手術をしても完治することは難しい癌であるため、手術後は基本的には抗癌剤治療や放射線療法を取られることが多いようです。

膵臓癌の手術はとても体に負担がかかるもので、手術中に亡くなることや、手術後に退院できずに亡くなってしまうこともあるそうです。

膵臓癌の転移

すい臓の全摘出をしたとしても、リンパ液や血液にがん細胞が出ていき移動して他の部位に転移している可能性があります。これはすぐにはわからず時間の経過とともにわかります。
これが転移です。

再発というのは転移とは違い、手術などをして癌がなくなったと思われたところにまた出てくることを言います。膵臓癌が再発した場合は手術できることはあまりなく、抗癌剤治療が一般的になっています。