膝に水が溜まる原因

膝に溜まる水は炎症が原因

膝に水が溜まる原因

膝に水が溜まる、とよく聞きますよね。実際に水分が膝にできるのでしょうか。そのときの痛みはどのようなものなのでしょうか。実際に膝に水が溜まってしまったときに重要なことをまとめました。詳しく見ていきましょう。

膝にはもともと水が溜まっている

私たちの膝は、太ももとスネの骨の関節とそれを覆う膝の皿によって構成されています。3つの骨はバラバラにならないように『関節包』という袋で包まれています。
実はこの『関節包』の中に水が溜まる状態を、よく『膝に水が溜まった』と言うのです。

実際にはもともと関節包には潤滑液として3cc前後の水が常時あります。成分は主にヒアルロン酸やたんぱく質などで構成されていて、膝には必要な潤滑液です。
しかしこの量が10倍以上に増えると痛みを伴い、水が溜まったと認識できるようになります。

水が溜まる原因

膝にある半月板の損傷や、関節痛など、膝に負担がかかり炎症を起こすと、分泌バランスが崩れ潤滑液である水が多く出てしまいます。基本的にスポーツ障害や歩き方、女性の場合は関節リウマチなどで膝に水が溜りやすくなります。

また運動不足で脚の筋肉が低下し、さらに肥満である場合は膝への負担がとても大きくなるため水が溜りやすくなります。

水が溜まる部分

膝に水が溜まると膝の上の方が膨らんでくるのが実際にわかります。
続いて皿の下部分、内側と外側が膨らんできます。もともとひとつの袋のなかで水が溜まるので全体的に膨らみますが、特に皿の上、皿の下の内外部分が堅調に膨らみます。
最終的に膝の後ろが膨らんできます。

膝に溜まった水を抜く

膝に溜まった水は注射器で抜くことで治療が可能です。水を抜くと水が溜まる癖ができてしまうと言われていますが、実際はそんなことはありません。ので安心してください。

もともと潤滑液の分泌量は正常に機能しているので、あとは過剰に分泌してしまう膝の炎症を回復させていくことが大切です。

膝に水が溜まらないように予防ケアする

関節に負担がかからない運動として、水中ウォーキングが効果的です。関節には負荷がかかりにくいですが、体には負荷がかかるので、全身運動になり体重も落とせるので一石二鳥です。特に膝に水が溜まっている人は無理して外をウォーキングすると膝の炎症が治っていない状態の場合は再発する可能性があるのでお薦めしません。

膝の痛みがとれてきたら、一駅歩いたり、階段を登ったりして脚の筋肉を鍛えましょう。筋肉の衰えが膝を壊す原因となります。

関節にハードな負担がかかるスポーツ選手でない限り、基本的に運動不足による筋力低下によって水が溜まってしまうことが多いので、生活習慣を改める必要があります。