腱鞘炎の原因と治し方 予防法、対処法も

腱鞘炎になったら・・・

腱鞘炎の原因と治し方

最近腱鞘炎になる人の多くはキーボードなどを使う事務職の方がどんどん増えています。毎日何文字タイピングしているのかは人それぞれですが、全く腱鞘炎にならない人とちょっと頑張るとすぐに腱鞘炎になってしまう人がいます。これはキーボードだけでなく手を使った動作全般に言えます。腱鞘炎の原因を探り、どのように治すか、正しい治し方を解説していきます。

腱鞘炎とはそもそもどんなもの?

腱鞘炎の腱鞘ってわかりますか?これ腱の周りを覆っているもののことを言うんです。腱をパイプのようにして包んでいるものが腱鞘なんですね。
で、腱鞘炎というのはこの腱鞘が炎症を起こした状態なんです。

炎症を起こせばそこは痛みが出ますし、腫れも出てきます。これによって思うように動かせなくなってしまいます。

腱鞘炎の原因

腱鞘炎がなぜなるのか、原因はわかっていません。ただし傾向としては、同じような動作を反復して行うことによって腱鞘炎が起こりやすい状況が生まれていることは確かです。
キーボードのタイピングなどで腱鞘炎になるのは同じような指の動きと手首の動きを毎日続けているからだと考えられています。

他にも楽器の演奏だったり文字や絵の描き過ぎ、器具の使いすぎなどで手首が腱鞘炎で動かなくなるということは、やはり反復する動きをし続けたことが原因と考えられます。しかし原因が定かではないのが、同じようなことをしていても腱鞘炎になる人とならない人がいるためです。全員が腱鞘炎になってもおかしくないのに、人によってはまったく腱鞘炎にならないからです。

腱鞘炎の症状から見分ける方法

あ、手首疲れた、程度の場合は腱鞘炎ではないでしょう。腱鞘炎になると痛みがあるのは当然ですが、患部が腫れてくることがあります。腱の周囲の腱鞘が炎症を起こしていることが原因です。

腱鞘炎の治療方法

まずは腱鞘炎の痛みがあるような動きはやめて、患部を休めることです。骨が折れたり筋が切れているわけではないので、炎症を抑えていけば沈静化して治ります。

腱鞘炎のための薬としては抗炎症薬のイブプロフェンを内服します。外用として貼り付けるシップもいいですね。一般的な腱鞘炎の場合はこれで安静にしておくことでやわらいでいき、このまま治ります。

ただ症状がひどい場合などはステロイドの注射を打ち込んだり手術して腱鞘を広げることがあります。これらは症状がひどい場合のみです。基本的に病院に行ったとしてもシップを出すので様子を見ましょうという対応がほとんどです。ただ自然治癒力による回復になるので翌日劇的に改善した、ということはなく1週間、1ヶ月と徐々に回復していきます。

腱鞘炎の予防方法

実は腱鞘炎の予防方法は、腱鞘炎になった原因となったことをやめることしかありません。すぐに直したりすることができないだけに、できるだけ手首などを酷使しないように心がけるような対処法でしか予防はできないのです。

ただ仕事を辞めるわけにはいかないので、椅子の高さを調整したり、マウスとキーボードを扱う角度を修正しながら楽な位置や高さを探ってみるなどの自衛が必要になります。また酷使することを防ぐためにある程度疲れたと思ったら休むことです。腱鞘炎になる部分を使わないことが最大の予防法なのでこれに勝るものはありません。