膝の皿が痛い原因

膝の皿が痛い原因と対策、予防法

膝の皿が痛い原因

膝の皿が痛い、座ったり立ったりするとき、もしくは歩いている時や立っていて少し体重がかかると痛む、という場合、膝の皿自体に何か問題がある場合と、皿周辺に異常がある場合があります。それぞれ痛みの原因を詳しく解説していきます。

膝の皿がズレる、皿の上のほうが痛む

膝の皿がずれたような感覚があり、最初は軽い痛みを感じて安静にしていれば治る、こんなことから始まります。そして皿がズレたような感覚とともに膝の上の部分が痛み出して歩くのも痛いという状態になっている場合は、膝蓋大腿関節症(しつがいだいたいかんせつしょう)の可能性が高まります。

この痛みの原因は、膝をよく使うことによって骨がすり減ってしまうことです。重度になると関節が外れたり緩くなります。
走るときなど、内股になっていると膝への負担が大きくなり、膝蓋大腿関節症になりやすくなります。

膝蓋大腿関節症の対策や治療としては安静にして温熱療法をとります。これで改善がない場合は手術をすることになります。

膝の皿でゴリゴリという音がしたり押すと痛む

膝を動かすときに痛みを感じ、膝の皿あたりでゴリゴリという音がしたり、膝の皿を押すと痛みが走ります。

これは膝の皿周辺の軟骨がすり減っている状態です。運動したりして膝への負担が多くなることで擦り減ります。筋力が不足していたりすると当然膝関節そのものに負担がかかるため起こりやすくなります。

特にスポーツ障害でよく見られる症状で、『膝蓋軟骨軟化症』といいます。長距離マラソンをしていたり、毎日かなりの距離をジョギングしている方、思い切りジャンプをするような競技の人はよくなります。特にX脚の人は負担が大きくなり膝蓋軟骨軟化症になりやすいと言えます。

膝蓋軟骨軟化症の治療方法は安静にする他ありません。できるだけ運動を控えて、サポーターなどで固定します。また慣れてきたらストレッチをしたり筋トレをして固定していきます。基本的に手術は行いません。

膝の皿に違和感異物感がある

膝の皿の内部にブヨブヨとした異物感や違和感が感じられて気持ち悪かったり、皿を動かすとなにか異物感を感じる場合は、膝に水が貯まる『関節水腫』の可能性があります。

もともと膝にある潤滑油のような役割で少量の水がありますが、炎症などが起きるとそれに反応して過剰に水分をだしてしまい、結果として関節水腫となります。膝に水が貯まるというのはこのような状態をいいます。

関節水腫の治療としてはどれくらい水が溜まっているかを検査した上で注射で水を抜き取って炎症を抑える方法が一般的です。水を抜くと癖になってなんども溜まりやすくなるというのは俗説で、それはありませんし、抜かないと痛みが引きませんから、普通に水を抜いて治療するのがベストです。

歩き方を気をつけて筋肉を少しずつつけていく

膝の怪我は運動中や転んだ時など以外に気づいたら痛みが出ていたという場合は歩き方が悪い場合があります。内股になっていたりO脚やX脚などです。これは膝に負担がかかります。

また筋肉が低下していて膝の皿周辺の関節に負担をかけていることがあります。筋肉がついてれば負担軽減ができますし、膝も安定しますので負荷が分散され関節の摩耗も抑えることが可能です。

特に運動している人は膝へんの負担が大きくなるため、筋肉を少しずつつけていくと膝の怪我予防になります。