肛門と玉の間、前立腺(会陰部)が痙攣する 前立腺炎

肛門と陰嚢の間にある前立腺の痙攣症状は?

肛門と玉の間、前立腺(会陰部)が痙攣する

肛門と金玉の間にある、前立腺部分が痙攣することがある場合があります。この部分を会陰部といいます。しかも実際に前立腺自体が痙攣しているわけではないようなのです。そしてこの痙攣こそが前立腺炎です。

前立腺炎というのはおじさんの病気かと思いがちですがそんなことはなく20代でもなります。その原因は座りすぎなどもあるため学生でも受験勉強などで肛門と金玉の間が痙攣して集中できない、なんてことがたまにあります。

前立腺炎の症状

この会陰部の痙攣がありますが、ばあいによっては痛みがある場合もあります。多くの場合会陰部の痙攣だけでなく、骨盤、膀胱の痙攣も起こります。

そのほかには会陰部、腰、陰茎、精巣の痛みなどがあり、排尿痛や勃起、射精困難などの症状もあります。

どのように診断するか

医師が肛門から指を入れて前立腺を確認します。この時に痛みがあれば前立腺炎です。痛みがない場合は前立腺炎ではありません。もともと前立腺は痛みを感じないからです。
もし痛みがあれば尿検査で培養検査をして前立腺炎かどうかを調べます。

最近はクラミジア感染によって前立腺炎が発症している可能性があるため、検査結果が出るまでの性交渉は避けるようにしましょう。

なぜ前立腺炎になってしまうのか、原因は?

細菌性の前立腺炎以外には、バイクや自転車など前立腺を刺激してしまうサドルなどに毎日座る人はなりやすいので多くの原因になっています。またデスクワークや運転手などの仕事をしている場合など、座ったままの姿勢が続くと前立腺炎の原因になります。

前立腺炎の治療方法

基本的には薬を飲みますが、殆どの場合完治はせず、前立腺炎と付き合っていく必要があります。自宅でできることといえば、座った状態を続けないこと、湯船につかって温めることで症状がやわらぎます。

抗生物質、植物製剤、漢方が処方されることが多く、症状はやわらぎますが、長期間の治療が必要になることがあります。

前立腺がんとの関係はない

前立腺炎をそのまま放置していたり完治しないからといって前立腺がんになることはありません。ただし前立腺がんの検査のための血液検査で、数値が上がってしまうことがありますが、この数値は前立腺炎の症状が軽くなると低下します。

ただし逆に前立腺がんや前立腺肥大症にともなって前立腺炎がおこるみとはあるため、何かあれば検査したほうがよいでしょう。

前立腺炎を予防するには

細菌性の場合は性病や大腸菌などなので予防しようと思っていても感染するときは感染してしまいます。

それ以外の慢性的な原因不明の前立腺炎については、座っている時間が長い人は1時間に一度は立ち上がって血流を戻す。前立腺への刺激を低減できる穴の空いたクッションに座る、などの工夫が必要です。

生活習慣としては運動してストレスを軽減すること、前立腺を温めることなどか重要です。特にデスクワークの人、運転手の人はストレスと同時に毎日8時間以上前立腺を圧迫しているため前立腺炎になってしまう可能性が非常に高いです。