イプシロン失敗の原因

イプシロン発射中止の原因と高度な安全性

イプシロン失敗の原因

イプシロンは3段式の小型ロケットで200億円でJAXAが開発したものです。低予算で開発、発射が可能なことが売りです。その理由は人工知能を搭載していて、人が大型コンピュータを使って操作していたことはイプシロン自体が検査チェック等を完了してしまえる部分だそうです。しかし発射のカウントダウ後にも飛ばず失敗に終わりました。

イプシロン発射の失敗は太陽電池が原因

イプシロンは日本中が注目し、現地にまで人が大勢集まったものの、発射19秒前になったところで太陽電池の異常が検知されて発射せず、失敗しという結果になってしまいました。
これはイプシロンの人工知能が自動で異常検知したことによる失敗です。逆に言えば高精度であることがわかります。

発射したものの墜落ということや点火失敗というミスではないものの、飛び立つことすらできなかった原因をさらに詳しく解説します。

イプシロン側と地上管制コンピュータの不具合

詳細な不具合究明はまだですが、イプシロン側と管制室のコンピューターのやりとりに問題があったとの見方が出ています。
もともと管制室のコンピューターをイプシロン用に新しく交換したことがあったり、内部のソフトによる不具合なども考えられるとのこと。

前日のテストでは発射18秒前までテストして問題なかったとのことですが、実際にはロケット打ち上げ時の初期段階は想定外の不具合が見つかることが多いのだうです。今回もそのようよ想定外が起きたということです。

イプシロンは失敗したが安全面では高い評価

飛ばなかった事自体が悪いことではありません。小さなミスでも放置して飛ばしてしまうようなシステムや方針では大事故の危険性が高まります。特にロケット事故は大惨事です。
今回のイプシロンの自己判断や検知システムの高さがわかり、発射中止になったことは安全上重要なことであり、今後もこの安全体勢は変える予定はないとのことです。

ロケットというのは初期に不具合がおこり、改善していくことで良い物が出来ていきます。今回はイプシロンは初号機ということでとても厳重なチェックがはたらいているということで、複数の抑制機能がイプシロンを飛ばさないように働きます。これでも飛んで大丈夫という状態になってこそ安全に発射が可能になるのです。

さらに普通は飛び上がってからわかる不具合が今回は発射前にわかったということもイプシロンの機能がいかに高いかがわかるでしょう。今回の発射失敗、中止になってしまった原因はまだわかっていないものの、詳細データをさらに蓄積して安定性の高いイプシロンとして次回に期待したいですね。