裁判員制度

裁判員制度のメリットや辞退についても

裁判員制度

裁判員制度が始まり、私たち一般市民が裁判へ参加することができるようになります。
誰もが経験する可能性だ高いこの制度の基本的な情報や問題点なども解説していきます。

裁判員制度とは

裁判員制度とは、私たち一般市民が刑事裁判に参加し、判決を決めることができるものです。今までは裁判官だけが判決を下していましたが、私たちが参加することで裁判への理解を深め、身近なものになっていくことが目的です。

裁判員制度はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどでも行われています。

裁判員の選び方

裁判員制度で気になるところは誰でも裁判員に選ばれてしまうところです。
その裁判員の選び方を説明していきましょう。

まず秋ごろになると各地方裁判所ごとにくじ引きで抽選を行い、裁判員候補名簿を作成していきます。

そして12月までに裁判員に選ばれた人へ通知書が送られます。
このときに様々な理由で裁判員の仕事ができない場合がある人は調査票を送付します。これが認められた場合は裁判員として呼ばれることはありません。

初期段階で選ばれた裁判員は、事件ごとにさらに抽選によって選ばれます。
50人程度が選ばれ、その中からどうしても参加できない場合は質問表を返送し、認められる場合は辞退することができます。

裁判当日は最終的に6人の裁判員に絞られ、6人の裁判員と3人の裁判官で裁判が進められていきます。

裁判員制度の仕事

裁判員に選ばれると、法廷に立会い、判決まで関与することになります。
裁判員から証人への質問などもすることができます。

その後裁判官と評議し、評決を下します。
評決が下り、裁判員の仕事は終了します。

裁判員制度の問題点

裁判員制度の問題点は多く取り上げられていますが、一番の問題点は選出されたら強制的に裁判員として参加しなければらないことです。
正当な理由なしに参加を拒否した場合は、10万円以下の過料を受けることになります。

また、裁判員として参加した場合の拘束期間が数日間あり、平均して3日~6日程度、1日6時間の拘束時間があるということです。

さらに裁判員になったことでの安全性の確保も大きな問題のひとつです。
基本的に裁判員の情報を公にしてはならないという規定があり、守られていますが、裁判員制度の問題点として残っているもののひとつです。

裁判員制度のメリット

裁判員制度により、一般の人が裁判へ参加することによって裁判への関心も自然と高まっていきます。
これによって今以上に裁判が身近になっていくと考えられています。

そして民意が裁判へ反映されやすくなるというメリットもあります。

裁判員制度での日当

日当の具体的な額は、選任手続や審理・評議などの時間に応じて、裁判員候補者・選任予定裁判員については1日当たり8000円以内。
裁判員・補充裁判員については1日当たり1万円以内で決められます。
選任手続が午前中だけで終わり、裁判員に選任されなかった場合は最高額の半額程度が支払われるものと思われます。