エコノミークラス症候群 症状、予防法、対策など

エコノミークラス症候群にならないようまずは予防

エコノミークラス症候群

夏休みなどの長期休暇で飛行機に長時間乗る人も多いでしょう。そんなときに気をつけたいのがエコノミークラス症候群です。症状や予防方法などを解説します。

エコノミークラス症候群とは

エコノミークラス症候群とは、一般的に飛行機のエコノミークラスに同じ体勢で長時間座り続けると起こる症状です。

長時間姿勢を変えないことによって、ふとももの付け根やひざの裏の静脈に血栓生じ、立ち上がって歩き始めた瞬間に血流に乗って流れ始め、肺で詰まってしまい、死亡することもあります。

死亡しなくても、エコノミークラス症候群によって血の固まりが肺で詰まり、呼吸困難になることも。

エコノミークラス症候群の原因

エコノミークラス症候群は飛行機のエコノミークラスで起きたことからその名前で知られるようになりましたが、なぜ飛行機で起きたのか。
それはエコノミークラス症候群になりやすい環境が飛行機内にあるからなのです。

機内は湿度が20%以下になり、1時間におよそ80ミリリットルもの水分が失われていると言われています。ということは、12時間乗っていると、約1リットルもの水分が失われることになります。

水分が不足すると、血液がドロドロになり固まりやすくなります。
飛行機に長時間乗っていると脚がむくむのはそのせいです。

このようにして固まった血が移動し、肺を詰まらせることになるのです。

また、エコノミークラス症候群エコノミークラスだけでなく、ビジネス・ファーストクラスでも起こり得ますし、電車や車の運転などでも同様のことが起きる可能性があります。

エコノミークラス症候群の予防方法

エコノミークラス症候群を予防するためには、まず水分補給が大切です。血液をサラサラの状態に保つためには、機内で1時間にコップ1杯程度の水を飲みましょう。
ただし、コーヒーやお茶には利尿作用があるため、逆に水分を外に出してしまいますので注意しましょう。

そして2時間に1回程度立ち上がって血液を下に溜めないようにすることも大切です。
立ち上がることができない場合は、つま先やかかとを動かして血液循環を促します。
また、ふくらはぎのマッサージも効果的です。

エコノミークラス症候群になりやすい人

エコノミークラス症候群は、中高年になり血管が傷み始めている方や血栓ができたことがある、ガンを患っている、妊娠中、生活習慣病の方などは特に注意してください。
トイレに立つのが迷惑と考えて、水分補給を控えるていると、エコノミークラス症候群になる可能性が特に高くなります。

エコノミークラス症候群を予防するには、こまめな水分補給と立ち上がったりする軽い運動が効果的です。