もう誰も愛さない

バブルの時代のドロドロしたドラマと言えばこれを思い出す人が多いでしょう

1991年4月11日~1991年6月27日まで、フジテレビ木曜10時から放送されたドラマ、もう誰も愛さない。1時間のドラマの中にいくつもの展開が用意され、3分見逃したら物語がわからなくなると言われたほど急展開と内容の凝縮されたドラマでした。

トレンディードラマではないどろどろドラマ

誰もが楽しめる恋愛ドラマ全盛のトレンディードラマとは違い、もう誰も愛さないは金と欲望、そして愛をめぐるドロドロとした運命を描くドラマでした。
人気絶頂の吉田栄作を主役として、田中美奈子、当時それほど売れていなかった山口智子の3点を軸に進んでいきます。

内容はシリアスに進んでいくのかと思いきや、いきなり叫んだり、進行がむちゃくちゃだったり、今見ればファッションなども笑える部分がありますが、当時OLの間では人気のドラマでした。

最終的に多くの人間関係がつながりを持ち、運命を信じず自分を信じた彼らが運命のようなもので破滅へと追いやられていく最終話は見ごたえがあります。
最終話までにほぼ全ての登場人物が死ぬという当時のドラマの王道からかけ離れたもので、最後は生き残ったのかすらわからない山口智子も死んだとすれば、主要登場人物全てが死亡したことになります。

いろいろな意味で異彩を放ち、今もなお、もう誰も愛さないを好きな人たちがいるのはこのドラマが特別な存在だったからでしょう。

今までにない配役

このもう誰も愛さないでは、多くの役者が登場していますが、その中でも今までにない役柄を演じる薬丸裕英、辰巳琢郎の存在もこのドラマを引き立てた大きな要因でしょう。
このドラマに出てくる人物では素直に善人が出てくるわけではないので、当然この二人も性格の悪い人物を演じており、それまでのキャラクターともう誰も愛さないで演じる牧村通、米倉俊樹の役柄とでは大きな違いがあるため視聴者も釘付けになったことでしょう。

また山口智子の出所後の豹変振りもこのドラマの見所です。
ここまで豹変し、さらに立場も変わり、急展開するもう誰も愛さない。
名作といわれ続ける所以でしょう。

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