クルトガ 三菱鉛筆

発売からいろいろな種類のクルトガが登場しています

クルトガ

シャーペンで字を書いているときにいつのまにか字が太くなってしまう経験は誰にでもあるはず。いつでも細い字を書き続けることができるのが三菱鉛筆のクルトガです。その仕組みを見ていきましょう。

クルトガの特徴とは

クルトガは字を書いているときに自動的に芯がクルっと周り、常にトガった芯先を維持することで、いつでも細くて細かい字が書きやすくなっています。書いているうちにクルクルと芯が360度回りながら、円錐状の形にとがっていく仕組みです。

クルトガは40枚のギアによって芯を回している、実はハイテクなシャープペンシルなのです。このギアシステムをクルトガエンジンと呼んでいます。クルトガエンジンは、芯が紙から離れるたびにギアが回転するようになっていて、自動的に9度ずつ芯が回転していきます。

このクルトガ、発売2ヶ月で40万本を売り上げる大ヒットとなり、さらに初年度は300万本を売り上げる快挙を成し遂げています。

クルトガの利点

クルトガは芯がいつでも細い状態を保てるということが最大の利点であり、それを目当てに購入するのですが、芯がいつでもとがっている状態を維持できるので、書いている間に出る芯のカスを減らすことができます。

普通のシャーペンでは、片側が減っていき、とがってくるとそこが折れてしまい、芯の粉が出やすくなります。クルトガならこの偏りがなくなり、結果的に粉がでにくくなり、紙などを汚さずに済むようになります。

また、常に細いペン先を維持することで、文字にムラのない均一な太さを維持できることも挙げられます。クルトガで文字を書き続けていると文字の均一さに気づくはずです。
このようにクルトガが今までのシャープペンシルと違う部分に力を入れていることがわかるでしょう。

ペン先は0.3mmと0.5mmがあります。
ぜひクルトガエンジンを試してみてください。
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クルトガのハイグレードモデル

クルトガに第二弾としてハイグレードモデルが登場します。
芯の太さは0.5ミリと0.3ミリで、価格はいずれも1050円になっています。
このハイグレードモデルが以前のクルトガと違う部分、それはグリップにアルミ表面を加工してウェーブ状にした「アルミウェーブグリップ」を採用したことです。
また、クルトガの最大の特徴でもある芯が回るところを見られる小窓も取り付けられました。

設計段階の部分で、重心をペン先部分にもっていくことによって安定した書き味と使用感を実現しているほか、「アルミウェーブグリップ」によって高級感が得られる上に強度も向上しています。

クルトガの開発秘話

クルトガは簡単に開発されたのではなく、常に試行錯誤された中で製品ができあがったそうです。芯を回転させるというギミックはある程度簡単に実現できたそうです。
ただし書き心地を追求した結果、約6000本近いサンプルを使い、社内アンケートを大量に取り幅広くビジネスでも使ってもらえるシャーペンを作り上げたのです。

単純に回転部分のギミックを楽しむだけのシャーペンであれば子供向けだったり、珍しいもの好きな人向けにしかなりませんが、シャーペンとしての完成度、回転して芯が常にとがっている状態で書き味を維持するためには妥協ない試行錯誤が求められたのですね。

それでいて子供でも購入できる数百円で販売しているところが三菱鉛筆の凄いところです。クルトガは目標の4倍近くの売上を達成しています。