noncolle

テレワークをしたい社員とテレワークをさせたくない経営者

テレワークをしたい社員とテレワークをさせたくない経営者

新型コロナでテレワークでデスクワークができてしまうと判明

テレビやネットでは、デスクワークなどのホワイトカラーの場合、自宅でパソコンとネット環境があれば会社でやっていた作業がほとんどできてしまうことがわかってしまった、と話題になりました。

実際、家庭のネット速度の高速化と低価格化、さらに携帯電話の完全普及、パソコンの所有により、デスクワークならどこでもできるのが当たり前であったにもかかわらず、無駄な通勤と無駄な集まりを続けてきた事自体が愚かだったと思う人はかなり多いのではと思います。

全員が都心に向けて毎朝通勤ラッシュの中1時間以上かけて出社。出先からも夕方続々と帰社していく社員たち。夜遅くまで残業をして帰宅したら自分の時間はほとんどない生活・・・。これで人生が楽しいか!?そう思うことはあっても、日々のことなので流れていってしまいます。

ゴールデンウィークや正月休みなど長期休暇があると、最終日帰省ラッシュの人々にインタビューするテレビでは決まって「明日から仕事に行きたくない」と答える人が多数。仕事が楽しくて毎日人生の時間を費やしているわけではない人がほとんどであることはこのようなインタビューを見ても、自分自身を振り返ってみてもそうではないでしょうか。

テレワークで自分の時間が圧倒的に増えた

テレワークが始まり、半年程度経つと、テレワークでは仕事に集中できないと困る人が出てくる一方で、通勤時間がゼロになり、自分の時間が増えたという人が圧倒的多数を占めています。さらに通勤ラッシュのストレスからも開放され、ようやく人間らしい感情を取り戻している人も。

勤務時間中であっても、洗濯機をまわして洗濯物をほしたり、雨が降りそうになれば洗濯物を取り込むこともできます。このようなスキマ時間くらいは勤務時間に行っても問題ないでしょう。会社でも少し休んだりしていたはずです。そして自宅でやるべき小さなことが毎日仕事の合間にできてしまうと、人間らしい生活を取り戻していくわけで、テレワークをやめたくない、出社したくない、と思う人が続出して当然なのです。

そもそも毎日8時間労働、通勤往復2時間、出社のための準備1時間、合計11時間前後の時間を毎日会社通勤に費やしていたものが、すべてなくなって、実働8時間で終わります。毎日3時間自由な時間、家族と過ごす時間ができるわけです。20日間なら60時間。1年だと720時間。ありえない無駄な時間を過ごしていたことに気づく人が出てきてもおかしくないですよね。

冷静に考えなくてもここまでQOLが上がることはないでしょう。

自分の好きなように働ける自由な環境がテレワークにはある

時間の拘束だけでなく、働き方もテレワークになると圧倒的に自由になります。

まずは洋服。スーツを着なくていいし自分の好きな過ごしやすいラクな格好で問題有りません。会議などのときはスーツを着るのか、もう少しフォーマルなシャツにしておくなのかなど配慮は必要ですが、会議ではカメラを起動しないで音声だけでやりとりすることも多いため、あまり気にしなくても良さそうです。

デスクとチェアがあるのが最も入力作業には最適であると言えますが、例えば資料やデータを読んだりする場合は別に椅子に座っている必要はなく横になりながらとか、ソファでくつろげる体勢でもできるわけです。

このように自分のラクな状態で仕事に取り組めるのがテレワークの醍醐味の一つでもあります。

しかし経営者はテレワークに反対する人が多い

社員の多くはテレワークを継続したいと考えていても、経営者たちはテレワークに反対であることが多いです。

なぜなら

など、色々あると思います。

そのため、テレワークは一時的なコロナ感染期の流れであり、少ししてコロナが落ち着いたらまた出社するスタイルに戻していく、世間も戻っていくと考えている経営者は圧倒的に多いです。

実際は一箇所に集まってパソコンと電話を使う時代は終わっている

すでに仕事は一箇所に集まる必要はなく、必要があるときだけ出社すれば良い、という考え方が広まりつつあります。要するに柔軟にテレワークと出社を使い分ければいいでけなんですね。

テレワークにより、会社にとって大切な社員のQOLは確実に上がる

テレワークができる人全員がテレワークメインに切り替えると、通勤ラッシュが日本からなくなり、住む環境も選択肢が広がります。子供を育てる環境も自然豊かな場所でも良いかなと考える家族も出てくるでしょう。今はまだコロナが収束しておらず、今後テレワークが廃止されてしまったらまた首都圏に住まないといけなくなることから、完全に脱東京は始まっていない状態ですよね。

会社側から今後テレワークをベースにして出社は必要なときだけとしてしまったところは少しずつ脱東京を始めているようです。

会社もテレワークでメリットが大きい

会社も毎月かかっているほぼ固定ともとれる費用がごっそりなくなりメリットがかなり大きいんです。

圧倒的に経費がかからなくなるでしょう。しかしそれでも経営者は自分の目が届く範囲で社員の働きぶりを監視しておきたい生き物なのです・・・。

会社も従業員も幸せになるテレワークができるのにやらせない旧型の経営者が多い

今後テレワークを本格的に導入する企業が増えていくでしょう。実際に富士通は社員を原則テレワークにしていますし、必要なときに出社したり顧客へ常駐するなどの方法をとっています。顧客側も常駐させなければいけないようなセキュリティ面を重視している場合を除いてはテレワークを原則とする可能性もありますよね。

このような世の中の流れを作っていくべきです。わざわざ都心の中心地に出社・帰社する時間の無駄、場所の無駄を見直すときです。皆目をそむけていただけなんですよね。本来はどこでも仕事ができるたに・・・。

しかし旧型の経営者はテレワークでは今までのような仕事ができないと信じ込んでいます。そして新しい世界への舵取りを拒んでいます。それこそ目をそらしているだけです。

テレワークが中心になりつつあるのであれば、テレワークでもこれまでどおりの実績を出せるような社内ルールやシステムを導入すべきです。また、出社スタイルにはどうしてもかなわない部分もテレワークでは出てきますが、テレワークならではの良い部分をもっと伸ばしていくことで、トータルで見ればテレワークでも100%の仕事ができた、ここに持っていくのが経営者でしょう。

これは従業員同士でも考えていくべきことですが、基本は経営者がどのように舵取りをしていくか、仕事環境を整えていくか、その技量が試されているときなんですね。これまで50年100年と続いてきた出社スタイル、なかなか壊せるものでは有りませんが、ここで新しく動ける会社が未来ある会社であり、そこで働く従業員はQOLが出社スタイルよりも上がるのではないかと考えています。