フィナステリド・プロペシアの副作用はごく僅か。薄毛に悩むなら早く飲んだほうがいい
フィナステリド・プロペシアには当然副作用があります。それぞれの確率も含めて最初にそのデータを載せてきます。
- 性欲減退・・・1.8% (プラセボ薬は1.3%)
- 勃起機能障害・・・1.3% (プラセボ薬は0.7%)
- 肝機能障害・・・不明
- うつ・・・1%
- 精子減少・・・1.1%
上記のデータはフィナステリド・プロペシアを飲ませた人と偽薬を飲ませた人で比較すると、偽薬なのに似たような副作用を申し出た人がいたことがわかります。そんな副作用もともとないのに、副作用が出た、と申し出たわけです。
そう考えるとフィナステリド・プロペシアを飲んだあとに副作用が出たと申し出た人も、本当にそんな症状が生理的に起きていたかどうかは正直わからないレベルなんです。
なので結論から言えば、フィナステリド・プロペシアは副作用が非常に少なく、心配するレベルではないということです。
性欲減退は、そもそも日常生活のストレスや加齢によって起こる
AGAは20代からも発症しますが、薄毛が気になってAGA治療を開始する多くの年代としては30代や40代。仕事のストレスや家庭のストレスなど多くのストレスにさらされているため、性欲減退はこれらのストレスから来ることが多いと考えられます。
フィナステリド・プロペシアを飲んだからではなく、フィナステリド・プロペシアを飲む年代が本来高ストレスであり性欲減退を体感する人が増えてくる。
また加齢によって性欲が減退する人もいますよね。AGA治療をしている年齢は思春期とはまったく違います。自分はまだ若いと思っていてもハッキリ言えばオッサンなんです。医療と衛生環境が発達した現代だから生きていますが、自然界に変化がなければ死ぬ可能性が高まっていく年代です。現実から目を背けずもう年であることを自覚して物事を捉えることが重要です。
性欲減退だけでなく勃起不全も同様です。オッサンだから勃起力が弱まるのは当然で、なぜか若い頃から変わらないものと信じたくなってしまう。気持ちはわかりますが、生理現象の変化の現実を理解する必要があります。
で、実際フィナステリド・プロペシアの副作用を体感したかどうか
30代なかばから10年近くフィナステリド・プロペシアを飲み続けていて実感するのは、性欲なんて一切減退しないってこと。個人的にはもう少し性欲が落ち着けばいいなと思っていたので、フィナステリド・プロペシアで性欲減退の副作用が出て落ち着いたらなないとすら思っていました。
しかし本当にフィナステリド・プロペシアに性欲減退の副作用があるとしても1.8%しかないし、偽薬を飲んだ人も1.3%症状を訴えるほど、「気持ち次第」の症状。フィナステリド・プロペシアで性欲減退を心配する必要は最初からなかったんだと体感でも数字を見ても明らかでした。
当然勃起不全なんて一切ない。心配無用です。特に勃起不全は多くの場合精神的なものが多いので、フィナステリド・プロペシアのせいにしたくなるのもわかりますが、本当にそうなのか?自分はオッサンだぞ?と俯瞰して自分を見つめ直してください。
この「フィナステリド・プロペシアを飲んでる人はもれなくオッサン」という理論。これは医者が患者向けに言うことはまずできないのでこの理論がネットに出てくることってまずないんですよね。でもこれが実際核心だと思っています。
副作用の可能性がほぼないなら、早くフィナステリド・プロペシアを飲み始めたほうがいい
私自身がフィナステリド・プロペシアの副作用が嫌で、しかもフサフサを維持したいなら一生涯飲み続けなければいけない、というのも面倒だなと思ってなかなかフィナステリド・プロペシアを飲むに至りませんでした。
が、フサフサになった今はもっと早く飲んでいればよかったと少し後悔もあります。というのは抜け毛が繰り返し起こると毛根の生え変わりの限界回数に達してしまうから。達してしまえばフィナステリド・プロペシアを飲んだとしてももう毛根が活動しなくなっているので効果が得られなくなってしまう。
フィナステリド・プロペシアの副作用の数字を見れば明らかに安全性が高く、世界中で長年使われているはずなので心配には及びませんが・・・。飲み始めるまではビビってしまう、これはすごく理解できるんですよ。
だからこそ、フィナステリド・プロペシアの副作用発生率と偽薬での発生率を見て自分で判断してほしい。リアルはどうなのかを冷静になって考えてみましょう。