日本の会社には無駄な業務が多くプロが飼い殺しされる!?全員が総合事務職?

プレジデントオンラインに、日本ではプロがプロらしく仕事がしにくい環境であり、プロなのに雑用などが多くプロがプロらしく育ちにくい環境があるのではないか、というコラムが載っていたのでここで軽くまとめて、さらにネットの意見をまとめてみました。

私個人も会社所属は10年以上で1社しか経験がありませんが、思い当たることがいくつもありました。みなさんはいかがでしょうか。

自分の持つ専門性とは関係のない、雑用が多い

このコラムでは「自分の持つ専門性とは関係のない雑用が多いことが、日本の職場はなぜ世界一ギスギスしているひとつの要因である。そのためプロがプロとして成長できない職場になってしまう」というところから始まります。

  1. 海外かつ合理的な企業では、自部署あるいは自分自身の得意でない分野の仕事は、あっさりと他の専門の部署に任せるか、外注をする
  2. 日本の職場ではそういうわけにもいかず、自分たちでできることはできるだけ自分たちでやろうとする
  1. 海外の企業の場合は、人を雇うことはその人の「専門性を買う」
  2. 日本の企業の場合は、人を雇うことはその人の「時間を買う」

上記の理由から専門外の雑用が多くては、成長したいと考えているにもかかわらず、プロがプロとして成長できない職場になるとコラムでは考察しています。

そして業務は削減・外注化・自動化できるものはすべてそうしていき専門職として専門の仕事に注力できるようにすることが重要と問いています。

職場の専門職の業務とその他の雑務についてのネットの意見

  • JOB型は専門業務だけに集中できそうだけど宙に浮いた業務は誰も拾わないし皆無関心になる。事なかれ主義、サイロ組織、やったもん負け文化が蔓延しています
  • 部署内で小さな意思決定をするだけでも、「説明資料作って」「説明資料をレビューするために会議設定して」「他部署の意見聞くために会議設定して」「最終報告書作ってシステムに登録して関係者にメールで周知して」などの工程を踏まされる。そうやって作られた説明資料や報告書は、大抵、誰も省みることはない。
  • 会社取れといった国家資格を取得した若手が退職。資格取得後給料が1円も上がらず取った資格を活かす仕事ではなく
    まったく関係のない上に無駄としか思えない仕事をやらされることになったのが原因らしい
  • やっと部署の仕事や人間関係の構築、やりたい事が見えて来た時に全く知識のない部署に飛ばしてゼロからのスタートをさせる。そんな事が大好きな会社には未来はあるんでしょうかね。
  • 議事録、スケジュール管理、製本、ネゴ、レビューと言うなの袋叩き、報告、週報、どこまで必要なんだろうか
  • 無駄な報告書は日本中に蔓延していますが、読みたい人間は購読料を払って欲しいです。

個人的な体験と感想

ネットの意見の中にある資格取得。これは確かに自分も経験がありました。費用は当然会社持ちではありましたが、「とりあえずとっとく」という感じでほぼ業務に直結しないような名前だけの資格をリーマンショックのときに勉強させられ取得させられました。

会社としては当時仕事がなくなり時間があまってしまうから、そこでスキルアップしてほしい、目に見える箔をつけてほしいという考えがあったと思いますが、現実的にはあまり業務と評価に直結せずスキルが向上したかどうかは定かではありません。

やはり労働時間を買うという考え方が日本にはあるので、時間が少しでも開いていたら掃除でもいいから雑務をとにかくやらせたい、無駄な空き時間は作らず、100%すべて労働させて何かしらの利益を上げるきっかけになれば、と考えることが多いようにも感じます。

通常業務の書類関連の無駄はどこでも同じとは思いますが、とは言え書類は形式上作るとだけ考えていると痛い目を見るでしょう。

稀に「やったことを無駄にしないために書類として残すための報告書」のような無駄をさせることがありますが、そのような無駄とは別の、本来の報告書・議事録などの無駄と思われがちな書類は「閲覧者にとって最適なモノ」を作るべきで、ただ紙に書き起こすだけと思っているならその作業自体が無駄で会社の損失になります。面倒とは思いますが、これらの書類は書き手ひとつで大きな武器や資産になり得ます。やっていることの意味を理解して働きたいものですね。