「出社勤務で月収25万円」と「テレワークで月収18万円」学生は圧倒的に収入を選んだ

2023年3月に卒業、終了予定の大学生・大学院生を対象に行われたアンケートです。

「出社勤務で月収25万円」と「テレワークで月収18万円」だったらどちらを選びますか、という質問に対し、85%の学生が「出社勤務で月収25万円」を選びました。

「出社勤務で月収25万円」を選んだ理由

理由は下記のようなものがあったようです。

  • 同じ仕事で、給与が異なるなら高いほうを選びたい
  • 給与にも差が出てくると、出社勤務のほうが重要な仕事を任せてもらえると思う
  • 成果を上げることや、社会人として成長することを考えると出社したい

この回答はごもっともですね。これから社会に出てキャリアを積んでいきたいと意欲のある学生なら会社に出て上司や先輩から色々なことを学び成長していく上昇志向が高い若者が多いと思います。アンケート対象がこれから就職する学生だったことも大いに影響しているでしょう。

給料が減額されなかったらテレワークを希望するか?という質問

さらに「給与が減額されない場合、テレワークの制度を利用したい」と回答した学生は74.5%でしたが、「給与が最大25%などの幅で減額される場合」という条件がつくと、テレワーク制度の利用を希望する学生は17.8%に減ったとのこと。

理由は下記のようなものが会ったようです。

  • 給与が減るのであれば、テレワークは希望しない
  • 電気代やインターネットの回線費など、テレワーク時の出費もあると思う
  • 同じ仕事で給与が減るのは悲しい

実はこの質問自体がおかしな話で、テレワークをするとなぜ25%も給料が下がってしまうのか理由が記載されていません。テレワークによって仕事量が25%減るなら理解できますが、それはない前提のように見受けられます。だから同じ仕事をしていても給料が下がるという条件自体が狂ってるんですよね。

ちなみに、「最大25%給料減でテレワーク」というのは、アメリカのグーグルが採用した考え方です。今回のアンケートで出てくる「25%」という数字はここから来ているようです。しかしグーグルの場合は明確な理由があります。家賃が高すぎるグーグル社屋周辺に住んで出社する人と、郊外の家賃の低いエリアに住んでテレワークをする人の生活費にかかる差額を考慮して、給料を最大で25%下げる調整をする、というものです。

今回のアンケートではまったくその条件が書かれていないので当然都内に住んで18万円だとキツイ・・・と思ってしまうのは無理もありません。

ではネットの反応を見てみましょう。

テレワークで給料が減るとしたらどうする?のネットの反応

  • 同じ仕事量を会社か在宅での違いで収入下がるのはおかしい
  • 出社しようがテレワークにしようが、仕事の成果が同じであれば同じ給与を支払うべき
  • 出勤時間も給料が支払われている体で話が進んでいる
  • 給料に通勤の苦労費が含まれている訳ではないんだけどね
  • 出勤手当て25%増とかなら分かるけど同じ仕事内容ならおかしな方針
  • 時間に自由が利かないオフィスにくる人よりも、基本給は下げてもいいと思う
  • 出社で40万、テレワークで30万だったら話が変わってくるかも
  • 通常18万円です、通勤補助、家賃補助、もろもろ合わせて25万円と言えば少しは納得する
  • 学生さんにする質問じゃないと思います

今回はアンケートが意地悪な感じでしたね。ネタとして楽しむ程度のアンケートでしかないわけですが、考え方のベースとしては仕事の対価として給料があること、これを改めて再確認できたネタニュースだと思います。こうなってしまうと救われない人たちも大勢でてきてしまうわけですが、日本でも成果に対する正当な評価が与えられるべきという考え方はもう少し浸透してほしいと思います。