湯シャンで皮脂は落ちない(絶対オススメできない理由)

頭皮の皮脂分泌量が多いのはシャンプーのせい、自然にお湯だけで洗うほうが頭皮には優しくて結果的に皮脂分泌量が落ち着いてくる、という迷信を信じては駄目です。湯シャンしたところで頭皮の皮脂は落ちませんし、湯シャンをしても体内の働きは変わらないので皮脂分泌量が減ることもありません。

お湯だけで皮脂が落ちたらシャンプーは売ってない

皮脂は水だけでは落ちない

油を落とすのに水で洗い続けて何時間こすり続けたら落ちるでしょうか。皮脂も同じです。脂を水や体温以上の温度のお湯で流したからといって取り除けないですよね。フライパンを洗うのに40度で洗えば綺麗に落ちるかというとそんなことはありません。落としやすくなるものの結局洗剤で洗います。

頭皮の皮脂も同じことです。湯シャンで頭皮をこすり洗いするなんてもってのほかで、頭皮を傷つけるし髪の毛も抜けます。

そもそも論ですが、脂は水だけでは落ちないのです。

シャンプーは皮脂汚れを落とすために使うもの

シャンプーの役割というのは水では落ちない皮脂を洗い落とものです。もしお湯で皮脂が落ちるなら元々シャンプーは製品として不十分なものになりここまでたくさん売られることはないでしょう。

シャンプーを使うことで皮脂汚れを頭皮から浮き上がらせて、最後のすすぎで洗い流します。

湯シャンだけだと皮脂は流せないし髪の毛に皮脂がつく

湯シャンだけだと皮脂汚れはまず頭皮から完全に落とせませんし、髪の毛に皮脂がついてガサガサ、ゴワゴワ、ベタベタな洗いあがりになります。その場では少しスッキリした感じがあると思いますが、髪の毛を乾かすと髪の毛がなんだかベトベトした感じになってしまいます。

シャンプーを使えば髪の毛についた皮脂も一緒に洗い落とせるので、この不快感はなくなります。逆に言えば不快感があるという時点で皮脂は落ちていないのです。

皮脂を残したままにすると頭皮の痒み、皮脂、フケ、抜け毛が劇的に増える

頭皮が臭いという方もいると思いますが、しっかりと洗っていればある程度ニオイも防げます。頭皮の皮脂が酸化したニオイなどはかなりキツイですよね。

シャンプーをせず無理に湯シャンをしていると皮脂が取りきれずに残ってしまうため、その皮脂を栄養として増殖するマラセチアのカビ菌が活発になって痒みや抜け毛を誘発します。これが脂漏性皮膚炎です。

脂漏性皮膚炎になると当然ですが皮脂分泌量が普通のレベルを越えます。そして抜け毛が異常なまでに増えます。頭皮がベタついていやだなぁ、というレベルではなくなるのを自分で体験しています。特にこの状態になってまで湯シャンを続けているとしたら、皮脂に寄って頭皮も髪の毛も衛生的にキレイであるとは言えなくなっているでしょう。

シャンプーを使うことは悪いことではなくて、衛生面を考えても使わないほうがもったいない、という印象がとても強いですね。