寝室は真っ暗にしないほうが熟睡できる
寝室は暗いほど良いと思われがちですが、あまりにも真っ暗すぎるとかえって安心して眠れない場合があります。そのためにもほんの少しだけ明かりを取り入れると良い場合があります。
昔は豆電球をつけて寝ている家庭もあったと思いますが、あれはあれで少し明るい上に、目に刺激が丁度入る天井にあるためお薦めできません。おすすめの間接照明のポイントなども解説します。
暗すぎて何も見えないと不安になる
寝室はできるだけ暗くしたほうが良いと言われていますが、何も見えないほど暗すぎると逆に脳が感覚を使い始めてしまいます。何も見えないことで幻覚や幻聴を感じやすくなってしまうのです。特に精神的な不安感がなかったとしても、あまり暗すぎるのは良くないと言えます。
暗くなると神経過敏になるのは不眠症の人だけでなくほぼすべての人です。自宅の寝室であれば不安になることはあまりにないのですが、真っ暗な洞窟などが不安になるように、やはり暗くて視覚が完全にシャットアウトされるとどうしても神経過敏になってしまうのです。
目に直接入らない明るさ
例えば足元に薄い明かりをつけておくのも良いでしょう。枕元の照明では明るすぎて交感神経が刺激されてしまい、熟睡できなくなりますので、目に光がはいらないような場所にします。コンセントに挿すフットライトのLEDなどは光量も少ないのでお薦めです。
光の色は蛍光灯色のような強い光ではなくできるだけ弱いものにすることが重要です。
自動で消灯する電気も使える
タイマーをつけておいて、30分後1時間後などに自動でフェードアウトするように消えていく照明などもお薦めです。気がついたら消えているし、寝る直前まではほんのり明るいので安心感もあります。
しかし逆にまだ寝てないのに急に暗くなったりすると気になって眠れない場合があるので、3時間位は点灯するようにしたほうが良いでしょう。