勤続年数が長くなればなるほど給料が上がる、という時代は終わりつつあり零細企業では20代から10年、20年、給料が上がらない人もいます。私が実際そうでした。退職金もないため今後の資金繰りは厳しいと予想しています・・・。
給料が上がらない会社で長年働いてしまうとどうなるのかをまとめました。
今後の資金づくりが困難になる
給料が上がらないため、将来的な収入増加に期待できず、さらに貯蓄や投資などの将来への準備が難しくなる可能性があります。余剰資金があるほど給料が高い状態で高止まりしていれば問題ありませんが、給料が上がらない会社は殆どの場合給与水準が低いまま10年20年と放置するので、結局将来の資金作りは厳しいといえます。
職場でのモチベーションが下がる
給料が上がらないと、その分の成果や貢献が評価されていないと感じることがあり、モチベーションが低下し、仕事に取り組む意欲が減少する可能性があります。
転職市場での競争力が低下
他の企業の採用面接で、現状の給料が上がっていないことを理由に問われることがあるため、転職市場での競争力が低下する可能性があります。
転職するなら若いうちに、そして転職先で一生懸命働いて評価してもらい給料を上げていく必要があります。
スキルアップの機会を逃す
給料が上がらないため、収入面でのメリットが得られないと感じることがあり、スキルアップのための資格取得や研修に積極的に参加しない可能性があります。
これは実際に給料が上がらない状況が続いた人にはよくわかることで、何の成果も得られず長期間が過ぎると意欲の低下が仕事だけでなく他のことについても影響が及びます。恐らく軽度の鬱が生じていると思っています。
政府系の参考ページ
厚生労働省 「労働力調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/youran/indexyk_2_2.html
日本の国勢調査結果に基づく平均給与のデータは、厚生労働省が公表しています。職業別・年齢別などの平均給与に関するデータが閲覧できます。
国税庁 「統計表等の公表」
https://www.nta.go.jp/about/organization/ts/toukei/index.htm
また、国税庁のサイトからは、年収・給与所得別の課税対象所得の集計データが閲覧できます。