カシミヤ お手入れ方法なども

暖かい天然高級素材カシミヤ

カシミヤ

カシミヤとは、ウールの1/3の軽さで暖かく、しなやかで上品な光沢を持つ最高級の天然素材です。約1000年ほど前、インド北部のカシミール地方に生息したカシミヤ山羊のうぶ毛を使ったものがシルクロードを経てヨーロッパに伝わり、貴族たちの間で人気を博し、繊維の宝石と呼ばれるようになりました。

原料となる動物の毛

カシミヤの原料となるものは、カシミヤ山羊のうぶ毛です。カシミア山羊にはホワイトカシミア、グレーカシミア、ブラウンカシミアの3種があり一番高級なものは脱色の必要のないホワイトカシミアになります。

カシミヤ山羊は寒暖の厳しい環境の下で生きる為、表面は剛毛で覆われていますが、その下に柔らかい産毛が密集しています。この部分を使ったのがカシミヤになります。これを櫛などで集めて、1頭から200g程度しか取れないと言われています。

カシミヤ山羊の産毛は抜け落ちる前の時期にあたる5月に、クシで丁寧に採取されます。
これらをさらに整えていくと80g程度にまでなってしまうことからも高級素材ということがわかるでしょう。

カシミヤの原産国はどこ?

現在カシミヤの原産国として有名なのは、中国、モンゴル、イラン、アフガニスタンです。
中国のカシミヤはこの中でも最高級と言われていて、繊維がとても細く、繊維の長さも長く、強度もあることが知られています。
モンゴルのカシミヤも毛足が長く光沢があり、とても高価なカシミヤです。

ひとつの商品を作るのに必要な量

カシミヤはカシミヤ山羊一頭から200g程度しか取れず、さらに加工の過程で80g程度にまでなってしまいます。
一般的に、セーター一枚編むのに4頭分、コートになると30頭分のカシミヤが必要になるそうです。
希少価値が高い上に1つの製品を作るだけでも多くのカシミヤが必要になることがわかるでしょう。

カシミヤのグレード

カシミヤにはホワイトカシミア、グレーカシミア、ブラウンカシミアがあり、その中でも一番高級なのが脱色する必要のないホワイトカシミヤです。
さらにカシミヤの毛のランクというものがあり、最高級のもは12-16マイクロと言われています。
中国では12-14マイクロ、モンゴルでは14-17マイクロとされています。

また、イギリスなどではしっかりとした編み方が好まれ、日本では柔らかい編み方が好まれます。
地域によっても若干カシミヤの価値も変わってくるようです。

カシミア100%ってことは・・・

カシミヤはとても高価なもので、1kg2万円にもなるほどです。
ですから、カシミア100%のものなどは特に高価な衣類品となります。
ですから、一般的に安くなっているものなどはカシミヤ以外の繊維が混ざっています。
縦糸に糸を紡いだものを使い、横糸にカシミヤを使うことで一見カシミア100%に見えますが、実はそうではないのです。
カシミア100%の隅に小さく横糸100%などと書いてあるものもあります。
このような場合、カシミアがどの程度混入しているかは不明です。

お手入れ方法

カシミヤの洗濯はドライクリーニングにしましょう。
また、とてもデリケートなため、1日着たら2,3日は休ませてあげましょう。
続けて着ると毛玉ができる原因となります。そのときはハサミなどで取り除くようにしましょう。