もつ鍋 -博多の郷土料理-
もつ鍋(もつなべ)は、もつ肉を用いて作る鍋料理。汁を張った鍋の中に、下処理した牛(または豚)の白もつ(腸)を入れて味がつく程度に煮込み、後にキャベツやニラ等を入れ、頃合いになったら食べる。汁の味付けには醤油味にニンニクや唐辛子を入れたものと、味噌味のものがある。
実は知られていない、高い栄養価
もつ鍋にはニンニク、ニラ・キャベツ・豆腐が入っており、全てがん予防に効果的な食材として認められている。また、鷹の爪・ニンニク・ニラは体を温める食材として冬のもつ鍋のおいしさを引き立てているのである。
そして「もつ」には必須アミノ酸が多く含まれており、疲労回復やストレス解消に大きく貢献してくれる食材である。
この「もつ」をよく噛むことで旨みがさらに引き出されて美味しく食べることができる。
そして「もつ」をよく噛むことで脳への刺激も高まり、活性化させる働きがある。
博多の郷土料理が発祥
もつ鍋専門店には博多という地名がよくついているが、これはもつ鍋が元は福岡市近辺の郷土料理であったためであり、地元のもつ鍋店が1990年代に東京へ進出した事により、もつ鍋ブームとなって全国的に知れ渡るようになった。
その後BSE問題などの絡みもあって東京などでは下火になったが、地元福岡では安くて酒によく合うと人気が続いており、老舗もつ鍋店も多い。
もつ鍋の作り方・美味しい食べ方
スープを入れた鍋にとうがらし、にんにく、もつを入れ、強火で煮込んだ後、キャベツ、にらをたっぷり乗せる。野菜がしんなりしてくるまで待ち、スープがぐつぐつ煮立ってきたら鍋の中身をかき混ぜたら完成。
さらに食べ終わった後のスープにうどんや麺、ご飯を入れて雑炊にしたりと、お酒を飲みながらもつ鍋は大勢で楽しめる。
有名店とネットお取り寄せ
いくつか超有名もつ鍋店があり、連日長蛇の列をなしていることもあるほどの盛況ぶり。
また、このような人気もつ鍋専門店では、地方や時間のない人向けに、もつ鍋セットのお取り寄せもやっている。
このもつ鍋セットお取り寄せは、人気店になると月に数千万円も売り上げるというからその人気ぶりを伺える。
代表的なもつ鍋店の紹介
博多もつ鍋「蟻月」
東京で恐らく名実共にトップのもつ鍋店。
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