中耳炎 原因、症状、治療法、対策など

プールでも中耳炎に

中耳炎

中耳炎、読んで字のごとく「耳の中にできる炎症」のことです。
子供のころに起こしやすい中耳炎について解説します。

中耳炎とは

先ほども書きましたが、中耳炎を簡単に説明すると「耳の中にできる炎症」のことです。耳の中で細菌に感染することで炎症を起こします。子供のころは水泳の後に耳の中にプールの水が入った状態で寝ると中耳炎になったりします。

小さいころに中耳炎になってしまい、病院へ行くと鼓膜を切開することになるので痛い思い出しか残らずトラウマになる人も多いと思います。

種類

中耳炎にはいくつか種類があり、どの中耳炎にかかっているかによって対処方法も様々です。

急性中耳炎

基本的に読んで字のごとくです。突然中耳炎になってしまうことを指します。
この急性中耳炎を世間一般では「中耳炎」として扱います。
急性中耳炎は、耳の痛み、耳が聞こえづらくなる、耳鳴りなどの症状をもたらします。
鼓膜が充血し、若干激しい痛みを伴います。
大抵の場合は鼓膜の炎症部分を切開して、処置をした後抗生物質をさします。
また、程度によっては抗生物質などの投与で治療できる軽い症状の場合もあります。

慢性中耳炎

急性中耳炎がひどくなってしまった状態です。
急性中耳炎がひどくなると、鼓膜に穴が開いてしまいそこに細菌がたまります。
耳垂れ(膿が出てくるなど)を起こすなど、普通ではない状態が続くので異常には気づくはずです。
更に耳がかなり聞こえづらくなってしまいます。

真珠腫性中耳炎

普通はなじみのない中耳炎です。上記の慢性中耳炎が更にひどくなり、悪臭を放つ耳垂れやめまいなどを引き起こします。
鼓膜の穴の中にカスがたまることで引き起こり、頭まで到達すると死に至ります。
治療法は手術が基本的です。
この中耳炎は特殊な中耳炎ですので、起こる可能性は低いです。

滲出性中耳炎

小さい子供に増えてきているのがこの滲出性中耳炎です。
滲出性中耳炎にかかるのが小さい子供ということで、子供の異変に気づけない場合は大変なことになってしまいます。
症状としては耳を頻繁に触るようになったり、呼びかけに反応しなかったりします。

水が耳に入った状態を放っておくと手術をして水を取り除かなくてはならないので、早期に見つけてあげるのがベストです。

好酸球性中耳炎

一番大変な中耳炎がこの好酸球性中耳炎です。
中耳の粘膜に好酸球が入り込むことで引き起こる中耳炎で、治療は難しいとされています。
症状としてはやはり耳が聞こえづらくなったり、耳鳴りなども同時に起きます。
喘息持ちの人が発祥しやすく、治療も耳鼻科だけではなく別の場所と同時に受診しなくてはならず、様々な面で大変な中耳炎と言えます。

予防策

様々な中耳炎がありましたが、中耳炎といえど侮れない症状が出る中耳炎もあります。
そこで、中耳炎になる前に、その元凶である中耳炎にならない予防策をとっていきましょう。

まずは、風邪をひかないこと。これが一番大事な予防策です。健康体でいれば病気にはかかりづらくなります。
次に海やプールで耳の中に入り込んだ水をそのままにせず、取り除くこと。

この二つの予防策をとるだけでも、中耳炎になる確率は下がります。
また、中耳炎に対する100%の予防策はないため、日ごろから健康には気をつけて生活しなければなりません。

もし中耳炎になってしまったら

中耳炎の症状などと自分の症状を見比べて、中耳炎かな、と思ったらすぐに耳鼻科へ向かいましょう。
自分で勝手に症状を決めて放置してしまうと取り返しのつかない病気になってしまっていることもあります。
病院へ行き、何もなければ気が楽になりますし、中耳炎やその他の病気だった場合は早期に見つけることで治療も楽になります。

耳の調子があまりよくない場合は中耳炎か何かにかかっているんではないか、と自分の体に疑いをかけ病院へ行きましょう。